アイドルにスクールメイツを思うわれ一人で歌う歌姫むかし こがねのいずみさんへ 訂正の訂正です🙇♀️ 白髪で歌う貴方が見たかった往時を偲ぶYMCA
一歌の新着ブログ記事
-
-
秋宵の三百円の新幹線楽しき宴のあとのほろ酔い
-
ゆくりなくある日ある時或る列車駅に停まりてと或るところへ
-
顔出して数輪咲きしサフランのフランフランと青き花びら 実物が上手く撮れなかったので、画像、お借りしました。
-
カラカラとサクマドロップス缶を振りハッカ好みし亡き母のあり 画像はお借りしました。
-
歩道には紅き紅葉の吹き溜まり見上げる空に紅葉照り映ゆ
-
クリスマスマーケットある駅前を思いつつ食(は)むプレートランチ
-
首かしげお加減いかがと梟の聞くかのような医院の玄関
-
たそがれて街の灯、茶店のオレンジの灯もいつの間に灯る晩秋
-
立冬の気配もあらで陽のうらら皇帝ダリアに透ける青空
-
-
秋薔薇にバラが咲いたと歌いおり霜月なれどまだ暖かく
-
悩み事軽くなれよと大空へ飛び立つ気球の絵葉書送る
-
幾世経て皆既月食ひんがしの夜空にぽかり赤き月読(つくよみ)
-
イチョウとはアヒルの足か扇子かなクイズのありて鴨脚(ヤーチャオ)なまると
-
キンプリの平野紫耀の団扇もつ乙女子見しはほんの先月 乙女子の落胆思う老婆心われも好きなり平野紫耀あゝ 流星に紫耀を好きなり面食いの素地は変わらず還暦過ぐも
-
For Youと私に届くリースあり器用な友は我が家に合わせ
-
丹精を込められ育つ菊の花思いの丈を開く霜月 幼な持つ長き袋の千歳飴ポーズを取りぬ菊人形と
-
柿の種食(は)めども鐘の鳴らぬなりポリポリポリと柿の種の音(ね) 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
-
密室はトイレットペーパーの香りして壁に暦の紅葉の夜景
-
隣りとの境に咲ける黄の小菊ピースサインのようにぞ笑う
-
-
マッサージ、老師の本と秋一日体ほぐされ心ほぐれて
-
お歳暮はもう要らないと言う人のあれど楽しき贈るワクワク
-
ハロウィンの楽しき祭り一変す人流という怖さ恐ろし
-
少しずつ柿を味わうカラス来て残り少なき秋天の柿
-
虫食いの薔薇の蕾も明るかり秋の陽射しの温とくやさし
-
四ヶ月新入りの君お散歩は嫌だ嫌だとバッグの中へ しっかりと主張しておりつぶらな眸(め)仔犬はバッグで散歩をすると
-
秋刀魚、菊、新米むすび、松茸と秋づくしなり新聞歌壇
-
窓開けて立ちたる虹に歓声をハワイに見ゆる虹にあらねど うっすらと二重に見えました。
-
紅葉葉(もみじば)に過ぎにし夏の暑き日々思いをはせて紅き数枚
-
わたくしの手製ならねど蒸気屋の芋納豆の甘からん秋
-
-
霜月や猫は丸まり桃色の夢を見るかも母さんの夢
-
野趣ありし畑の柿を貰いたり朝の散歩に話す嫗に
-
たくさんのどんぐりころころ集まって山猫来るを待っているらし
-
貸した本ブックカバーに包まれて面白かったと言葉添えられ
-
夕暮れの田んぼの日影ながながし刈り入れ終わり影は地の上
-
運動会赤勝て白勝て玉入れも三年ぶりの開催に沸く
-
長時間並びて待ちて買いしものアイムドーナツユーアードーナツ
-
尾を引いて流れ星かなほうき星慌てて撮りぬ夕暮れの空
-
女子なるは遥かな昔だけれどもあったか可愛い我も着たしと
-
ここはどこハロウィンの森へ迷い込み鳥に挨拶ここは病院
-
-
重ね着におでんを煮込む秋真昼ちぐはぐ天気大鍋おでん
-
死語なるか専業主婦のわれの読む俠飯(おとこめし)なる文庫数冊
-
ほろほろと落ちる茶の花ゆく秋の日差し傾く午後の茶畑
-
催しの和栗フェアのあるところ千人灯籠踊りの山鹿
-
しばかりの我が家の爺に新しき芝刈りが来たアマゾンよりの
-
柳川で食べし鰻を思い出す湯気立つ蒸籠白秋祭に
-
花壇わき軍手なるもの「てぶくろ」にあゝウクライナ平和な絵本
-
芸術家松井守男の真髄の松井ブルーの夕日を見た日
-
見てみてと子が録画せし歌人なる木下龍也の情熱大陸 自らのために短歌(うた)詠む概念の崩されて見る情熱大陸
-
あふれたる思いよ届けわが心託し投函ハートのポスト
-
-
侘び寂びの花の彩り秋麗のかえるで、はちす命燃やして
-
玄関に早くも来たり秋の使者扉開ければ金木犀の香
-
人知れず亡くなりし人今頃に知りてお参り国葬揺れし日
-
コンクリの打ちっぱなしに映えたるは秋のひまわり忙しき医院
-
彼岸花にまぎれぽつんと咲く花の君はサフランモドキと言う名
-
帰り来てゴルフの結果に消沈の夫をよそにぞ嬉しき景品
-
さきがけて赤く色づく曼珠沙華秋よ秋よと彼岸花道
-
お節介と思いしもつい茹で玉子スライサー使用自己流を言う
-
ランタンの南瓜と同じオレンジの灯りがぽっと心に灯る
-
早々とお節のチラシ眼福の北の恵みにわれらの軍配
-
-
えん餅に似て思い出す阿闍梨餅旅せし京都の懐かしきかな
-
病葉の蜘蛛の糸にて下がりおり野分ゆらゆら吹き返す風
-
獰猛なクマとか色々いるけれど南国しろくま恋しき暑さ
-
隣より隙間這い来る葛の蔓盛夏過ぎてもなお盛んなり
-
夕に咲く夕顔白く清らかに浮かぶ亡き人しみじみ偲ぶ
-
お月見にパンパスグラスの銀の穂の狐のしっぽのように揺れてる
-
甘き水豊かにたたえ岩のよな大きく丸い梨の豊水
-
月光のあまねく照らす十六夜を孫は撮りしとLINE送り来
-
アマゾンの段ボールまた来るたびの物にはすべて捨てる場所あり
-
レモン煮の甘薯の旨し爽やかに青空天馬空行くごとし
-
-
ひんやりと喉通り過ぎ初秋の水饅頭の確かなる秋
-
白露来てしらつゆ光る彼岸花ああ懐かしの藁葺きの屋根
-
母としてわが来し方を振り返る『レペゼン母』のラップのバトル 韻を踏み怒りを溶かすラップなり母の息子の鎮魂の歌
-
夏を告げ秋を知らせて鳴く蝉の声せず木々は野分を過ぎる
-
柔らかな施術を受けて玄関の菊の小花に癒され帰る
-
ぶり返す暑さはもはや夏でなく苔むす庭の鄙びた温泉
-
てくてくと正解のない道を行くときにはガムを噛み締めながら
-
出穂する稲の実りの確実に大型台風まえの静けさ
-
出張の夫の買い来しお土産の秋の味覚を纏うひと口
-
泥臭くありのままでとエンディング清々しかる池井戸シネマ
-
-
花火草ぱちぱち開く庭のすみ秋は静かに猛暑忘るる
-
飛ばされぬように帽子を抑えたりおでこを目指し涼風至る
-
帽子帽子たくさんあれど似合うものわずかであれば断捨離三文字
-
秋浅しショーウィンドウに毛皮あり乙女はいつかマタギになるや
-
虫の音や精霊蜻蛉の飛び交えば落蝉消えて残りし微塵 見苦しいのを🙇♀️
-
塀を超え南瓜の蔓が車庫へ伸びのびのび伸びて処暑となりたり
-
夏闌けてオクラの花の黄の花の芯のむらさきビロードの秋
-
手に取りし『三千円の使い方』引き込まれ読む本屋の店頭
-
高原に草はむ馬は身重かな「お馬の親子」唱歌思いて
-
金スマに干されし人の戻りくる人生は海人は波なり
-
-
リハビリに長く使いし関節の労をねぎらい風呂撫で洗う
-
ほどほどの水ありがたく田の水の瀬音するなりじき稲の花
-
広重の浮世絵思う土砂降りの線書きの雨矢のように降る 浮世絵が雨の絵でなくて、🙇♀️
-
公園のフェンスの格子抜けて咲く鉄砲百合の花は戻れず
-
爺作るクラフト工作名将をちまちま器用に傲然屹立
-
親も子も配属までもガチャと言うガチャガチャ寂しひらけよ未来
-
レプリカの骨となりたる恐竜を見上げる子らのジュラシックパーク
-
ほんとうに西郷さんはこんな顔思いつつ食むさつまぼっけもん
-
青柿の夏の日差しに太りゆき青田を撫でる秋立つ風よ
-
毒のあるキョウチクトウは夏空の記憶に浮かぶ推理小説