数え日の数ゆるもなく金柑の数えきれない数多の実り みなさまへ、 拙い私の短歌ブログへ来てくださって、ありがとうございました。🙇♀️みなさまにとって、実り多き年になりますように❗️
2022年12月のブログ記事
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仰天の仕業はだれかアナグマか食べかけ球根残して去るは
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剪定をし忘れ残る冬四葩ドライフラワーと言うは侘びしき
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切り抜きに性格の出るハサミ跡ギザギザ稚拙われの短歌も
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朝霜に枯れたる花と灯明のような蕾を掲げる薔薇は
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粉雪をまぶしたような市田柿、棗バターと食むクリスマス
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冬の畑畝の間に白く積む雪に負けじと青き麦の芽
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ヒヤシンスの水耕栽培暗がりにひと月ほどを地中体験
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今は昔プリントゴッコに刷り終えし年賀葉書を並べし座敷
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東京の鳩居堂にて一筆箋買いくれし子よ我へお土産
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歳末の駅はイルミの灯る宵議員来たりて遊説ありて
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小腹すきクリームパスタひさびさの一人のランチ心ゆくまで
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俳句詠む友のためにと切り抜きぬ歌壇、俳壇じっくり読みて いただきし他の新聞の歌壇欄微妙なフォントと短歌の違い
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曇天の外は冬ざれ居間に挿す百合の桃いろ香りに満ちて
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公園の裸木なりし百日紅オブジェと化して森に佇む
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極月に植えて楽しきチューリップ半額球根三十球の
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人気なき遊具は少し朽ち色の落ち葉降るなか子らを待ちおり
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水槽に季節の使者のサンタさん熱帯魚らはすました顔で
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いただきしゆず大福にある場所の柑橘思う柚子か知らねど
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一つ減り四個なるらしヤマザキの薄皮あんぱん値上がりの冬
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ガーデニング女子と出かけて寄せ植えのミニシクラメン、葉牡丹を買う
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読み進む『成熟スイッチ』われにあり還暦過ぎの訃報早しと (渡辺徹さん)
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ひと品は豚バラ大根作りたり一人暮らしの息子に持たす
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大根を頭、しっぽと切り分けてレシピ幾つか浮かびくるなり
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作品はわたしの子ども作詞とは脳のお産とユーミン煌めく
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窓辺から差し込むひかり十二月残る紅葉とポインセチアと
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かさこそと木蓮の葉はくるくると寒波の風に舞いて落ちたり