五十肩続く痛みに耐えかねて古き懐かしサロンパス貼る
2022年7月のブログ記事
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鶏頭に夏の終わりの予感なく晩夏光には遠き盛夏よ
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真昼間を健気に咲ける朝顔の頬に優しく涼風吹けよ
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連日の猛暑が中を咲き続く今日も明日もニチニチソウは
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サル痘と猿の被害のこの年の夏駆け巡るコロナと共に
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失礼な物言いならん残りたるアベノマスクを形見と言うは
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渦巻きの蚊取り線香くゆり立つ除虫菊とう古き言の葉
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楽しみはポストに届く一冊の『短歌研究』封ひらく時 短歌誌のいろいろあれどこの本が一番好きよ表紙もぜんぶ
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この年の夏のひと世を生ききって蝉は仰臥し手を合わせたり
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鳳仙花と出会う花壇に笑みこぼれ爪染めし花弾け飛ぶ種
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三年の月日がなかにワクチンの四回目なり令和四年の
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フォカッチャに挟むトマトのフレッシュな夏をほうばる冷製スープと
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熟れに熟れ小さきトマトの転がりて黒いマルチの上にとろけて
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道端のカンナの黄色目にすれば黄色いスイカ浮かぶ真夏日
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ほむほむの短歌に踊る七月の角川短歌よき回顧詠
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お土産はハーフサイズのカステラの程よいサイズ程よい私
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冷房の効いたわが居間はつらつとピアノに合わせテレビ体操
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戦いの済んで朝刊わが読むは歌壇、俳壇わが名無くても
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すみれ色の涙のあればりんごにもあるとぞ読まん『りんごの涙』
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アチチアチ身振り手振りのいつまでも若きひろみの歌よ盛夏よ https://m.youtube.com/watch?v=eLNHCUg3Ehw
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蝉の声未だせぬ年いぶかしみ葬送の日は悲しみ鳴けよ
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炎天下外出(そとで)の苦行終えしのちあいすまんじゅう褒美のアイス 留守電に政策語る候補者の参院選のああ夏の陣
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冷蔵庫のきゅうりの顔を思い出し叩ききゅうりの素を買いたり
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ちりちりと額紫陽花の額の枯れ燃ゆる紙屑夏はこれから
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モッコクの小花のあまた雨風にシャワーのごとく香の花散らす
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期日前投票せんと広報を見ればごぼうと新ごぼうかな ごぼう茶は体に良しとわが友の老い母笊に作りしを聞く
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朝顔の並びて咲けりおもほえずひいふうみいよ数えて楽し 朝顔の朝遅ければはや萎む一期一会の文月日曜
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畑にて茄子は焼き茄子弾けたる西瓜は煮える酷暑のニュース
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雲の峰映せし海は真夏なり文月朔日暦めくれば