お歳暮はもう要らないと言う人のあれど楽しき贈るワクワク
2022年10月のブログ記事
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ハロウィンの楽しき祭り一変す人流という怖さ恐ろし
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少しずつ柿を味わうカラス来て残り少なき秋天の柿
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虫食いの薔薇の蕾も明るかり秋の陽射しの温とくやさし
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四ヶ月新入りの君お散歩は嫌だ嫌だとバッグの中へ しっかりと主張しておりつぶらな眸(め)仔犬はバッグで散歩をすると
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秋刀魚、菊、新米むすび、松茸と秋づくしなり新聞歌壇
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窓開けて立ちたる虹に歓声をハワイに見ゆる虹にあらねど うっすらと二重に見えました。
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紅葉葉(もみじば)に過ぎにし夏の暑き日々思いをはせて紅き数枚
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わたくしの手製ならねど蒸気屋の芋納豆の甘からん秋
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霜月や猫は丸まり桃色の夢を見るかも母さんの夢
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野趣ありし畑の柿を貰いたり朝の散歩に話す嫗に
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たくさんのどんぐりころころ集まって山猫来るを待っているらし
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貸した本ブックカバーに包まれて面白かったと言葉添えられ
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夕暮れの田んぼの日影ながながし刈り入れ終わり影は地の上
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運動会赤勝て白勝て玉入れも三年ぶりの開催に沸く
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長時間並びて待ちて買いしものアイムドーナツユーアードーナツ
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尾を引いて流れ星かなほうき星慌てて撮りぬ夕暮れの空
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女子なるは遥かな昔だけれどもあったか可愛い我も着たしと
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ここはどこハロウィンの森へ迷い込み鳥に挨拶ここは病院
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重ね着におでんを煮込む秋真昼ちぐはぐ天気大鍋おでん
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死語なるか専業主婦のわれの読む俠飯(おとこめし)なる文庫数冊
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ほろほろと落ちる茶の花ゆく秋の日差し傾く午後の茶畑
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催しの和栗フェアのあるところ千人灯籠踊りの山鹿
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しばかりの我が家の爺に新しき芝刈りが来たアマゾンよりの
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柳川で食べし鰻を思い出す湯気立つ蒸籠白秋祭に
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花壇わき軍手なるもの「てぶくろ」にあゝウクライナ平和な絵本
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芸術家松井守男の真髄の松井ブルーの夕日を見た日
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見てみてと子が録画せし歌人なる木下龍也の情熱大陸 自らのために短歌(うた)詠む概念の崩されて見る情熱大陸
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あふれたる思いよ届けわが心託し投函ハートのポスト
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侘び寂びの花の彩り秋麗のかえるで、はちす命燃やして